チューラパンタカ

2024年01月13日

エッセイのテーマに「学校で生徒が掃除をする理由は何?」というのがあります。
塾生たちは「不衛生になる。勉強に集中できない」「自分で出したごみは自分で片付けるのは当たり前のこと」「日本の文化だから」「教育の一環だから」などと思い思いのアイデアを書き出します。
偶然、NHKの「チコちゃんに叱られる」の番組で、「学校で教室の掃除をするのはなぜ?」という話題が取り上げられているのを見ました。
掃除をするのは、仏教の教えに関係していました。
「チューラパンタカ」というお釈迦様の弟子がいました。弟子の中では最も物覚えの悪い人で、お経はもちろん自分の名前さえ忘れてしまうほどだったようです。
しかし、お釈迦様は掃除好きのチューラパンタカに1本の箒を渡して「塵を払わん、垢を除かん」と唱えながら掃除をするようにと話し、それを何年も忠実に実行した彼は、悟りを開きお釈迦様の高弟と重んじられるようになったと伝えられています。
学校で生徒が掃除をする根拠を知ることができ、すっきりしました。

取り組み姿勢

2023年12月9日

中学受験まで2か月余りとなりました。
6年生の取り組み姿勢が”素晴らしい”のです。
一人の中学生が、「みんな、すごい。机をうずんで、食べているみたいに取り組んでいる。鉛筆の音しかしない。」と、かつて自分も受験生だった日々を思い巡らせたかどうかはわかりませんが、とても感心していました。
学習する姿勢を見て、胸にジーンとくるものがあります。
頑張っている姿を見ることで、受験生たちの真剣さや努力が伝わってきます。
教室

対話型AIに思う

2023年04月27日

世界的に注目を集めている「チャットGPT」です。
4月上旬、初めて高知新聞の「声ひろば」に投稿してみました。
投稿の原稿を書くことは、対話型AIとどのように向き合うかを考える良い機会になりました。

 

  対話型AI「チャットGPT」は、ドラえもんの秘密道具のように人間にとって大変魅力的です。しかし、人の思考力が育たないという懸念もあります。私は、過度に依存することなく、考える過程を大切にして、対話型AIソフトを教育プログラムに組み込むことで、人とAIの妥当な関係を築けると思っています。
    まず、対話型AIに過度に依存しないことです。作文や要約など、自動的に作成する機能を利用すると自分で考えることをしなくてすむようになります。しかし、自作の文章の添削や表現方法を学ぶために活用すると書く技術を向上させることができます。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           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    最後に、対話型AIソフトを体系的に教育プログラムに組み込むことが望まれます。AIは人間に比べて膨大な情報を処理できます。人間は自分の知識や経験を組み合わせて新しいものを創造することができます。指導者のサポートの下で、より効果的な学習ができるようになります。
    自分自身の考えを意識しながら対話型AIを適切に活用することが、AI時代における人工知能との共存方法だと思います。

ChatGPT?良い文章を書くために大切なこと

2023年03月15日

ChatGPTって何?
ChatGPTは、漢字や文法、文体についてのサポートを提供し、情報も提供してくれるAIです。ただし、情報には間違いが含まれている場合があるため、人間の判断力が必要です。良い文章を書くためには、ChatGPTの力を引き出すための知識やスキルが必要です。

そして、ChatGPTを活用して良い文章を書けたことと、自分自身が文章を書くスキルを習得できたことは、別の問題です。

良い文章を書くためには、語彙力や読解力、論理的思考力、批判的思考力、探求心、思考体力が必要です。これらを磨くことでより良い文章を書くことができます。また、ChatGPTを活用して良い文章を書くためには、良い指示(プロンプト)が必要です。逆に、悪い指示を与えた場合には、悪いアウトプットしか生まれません。もちろん、入試やテストなどで作文や小論文を書く場合には、ChatGPTを使えなくても書ける能力を身につける必要があります。

つまり、良い文章を書くためには、ChatGPTを含め、様々なサポートを活用しながら、自分自身の知識とスキルを高めていくことが大切です。

クリスマスとお正月

2021年12月11日

季節柄、「クリスマスとお正月、どちらが好き?」のエッセイを教室の生徒さん達に書いてもらったりします。
ブレインストーミングのアイデアををバブルではなく、比較リストでそれぞれ8つ以上出してもらうのが条件です。
「外国に来た気分になれる」「冬休みが近づいたと嬉しくなる」「過ごし方のバリエーションが多い」など、なかなか面白いのが出てきます。
お互いのを見比べるのも、アイデアが広がってよい学びになります。
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50人学級での文章(作文)指導が更に充実

2021年11月13日

文章指導が一筋縄ではいかない原因は、生徒の抱える課題を正確に指摘し、改善を促すには個別指導が不可欠だからです。
生徒は自分の書いた文章の「どこが」、「何が」間違いなのか、自分で腑に落ちない限り、同じ間違いを繰り返します。
少人数のクラスでは個別指導は比較的容易ですが、50人学級の生徒に対する個別指導が課題でした。
この問題を解決する方法としてHOTSが採用したのは、評価項目の細分化と評価コメントのデジタル化です。
評価コメントを、課題プリント上に手書きするのではなく、評価コメントをデジタル化したことで、生徒一人一人の
苦手な部分だけを個別に抽出し、授業中に効率よく個別指導ができるようになりました。

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梼原学園のエッセイ講座がスタート

2020年06月13日

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梼原学園において、令和2年度の「エッセイ(作文)講座」がスタートしました。第1回目に当たる6月11日(木)は、小学5年生から、中学2年生までの4学年を対象とした授業を行いました。梼原学園はエッセイの指導がスタートして今年で3年目を迎えます。テストではないのに、授業開始と同時に鉛筆の音しか聞こえない教室。生徒たちの熱心な取り組みには驚かされます。尚、梼原学園のホームページで「エッセイ講座」が紹介されました。URLの最後の文字、6423をクリックするとご覧いただけます。
http://www.yusuharagakuen.jp/assessment/6423/
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新HOTSオンライン授業 (マンツーマン)

2020年05月3日

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今や、アメリカやフランスの子どもたち同様に、日本の子どもたちもオンラインを活用して学ぶ時代です。
HOTS STUDY HOUSE 高知では、子どもたちが安心して学び続けることのできる、グループレッスンとは異なる、オンライン授業ならではの、魅力ある仕組みを提供します。

●オンライン授業と教室でのグループレッスンは何が違う?
一足早く受講した生徒に授業後感想を聞いたところ、「よかったところは、教室だと先生が他の人に教えるけど、オンラインはマンツーマンだから、私だけのために、分かるまで時間をかけて教えてくれるところ。悪かったところは、教室のように、他の人が書いたものを見たり意見を交換する学び合いができないところ。」と2つの視点で答えてくれました。
●HOTSオンライン授業とは
・先生が行う授業を生徒が一方的にオンラインで視聴して学ぶスタイルではありません。
・セミナー形式で複数の生徒を対象とした、ディスカッションを含むオンライン授業でもありません。
HOTSオンライン授業は、マンツーマン、そしてリアルタイムで講師と受講者が一つのテーマについて「問答」をしながら授業を進めるスタイルです。教室とは違い、他の生徒に気がねすることなく、一人の講師を一人の生徒が独占!50分間じっくり対話ができます。なお、兄弟姉妹に関しては、二人同時の受講も可能です。
●指導内容 
・ブレインストーミング(事前に生徒の提出したアイデアを、「問答」を通してふくらませ、整理します)
・アウトライン(整理したアイデアを使い、論理的な文章の枠組みを組み立てます)
5段落エッセイ(論理的で、説得力のある文章の型に沿い、原稿用紙に自分の考えを書きます)
●指導時間 50分
●受講料 11,550円 (税込)/月
●授業回数 月2回(年間24回)
●指導スケジュール
指導曜日:火・水・木・金
指導時間:1限(19:00~19:50)・2限(20:10~21:00)
●募集定員 16名
●学習環境(自宅)
パソコンorタブレットorスマートフォン(webカメラ・E-mailを使用します)
プリンター(ご自宅にプリンターをお持ちでない場合は、課題を事前に郵送します
その他(オンライン会議システムZOOMを使用します。専用ソフトのインストールは必要ありません)
●オンライン会議システムZOOM利用におけるセキュリティ対策
ZOOMの利用にあたっては以下の点に留意し、セキュリティを強化しています。
・最新のZOOMアプリを利用。
・待機室の機能を使い、HOTSが承認した生徒のみが参加できるように設定。
・承認した生徒のみで授業を始めたら、途中で不正ユーザーが参加しないように教室をロック。
・画面共有機能をHOTSのみが利用できるように設定。
・教室のIDやURLは参加者のみに通知。
・ファイル転送機能を無効に設定。
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HOTS在籍生対象オンライン授業開始

2020年03月7日

コロナウイルス感染拡大防止のため教室での授業は休講していますが、オンライン授業を希望された塾生には、オンラインでの授業を開始いたしました。

 

今日のエッセイ課題は「新型コロナウイルスによる小中高校特別支援学校臨時休校」です。
この対策のプラス面・マイナス面についてそれぞれ考え、臨時休校に賛成か反対か自分の考えを述べます。
宿題として、ブレインストーミングは予め書いておきます。
パソコン越しにブレインストーミングを見ながら問答をしてアイデアを書き足していきます。
次はアウトライン。具体例、理由、根拠が書かれているか、トピックセンテンスとサポートセンテンスに矛盾が無いか、問答をしながら推敲していきます。
そして原稿用紙に書き上げていきます。
マンツーマンで50分間、一つの課題に二人で深く向き合います。
次回は、この課題に対して今回とは違う立場(賛成なら反対の立場、反対なら賛成の立場)で書きます。

 

授業後感想を聞いたら、「良かったところは、教室だと先生が他の人にも教えるけど、オンラインはマンツーマンだから他の人には教えないで済む。悪かったところは、教室のように、他の人が書いたものを見たり意見を交換したりする学び合いができないところ。」との返答でした。
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高知国際中学校オープンスクール

2019年06月23日

令和元年度第1回オープンスクールへ参加してきました。
公開授業では、授業内容はもとより、顔馴染みの当教室の生徒さんたちが学ぶ姿を見ることができて、頬が緩みました。
数学、国語、英語、社会、理科(サイエンスコーナー)と参観しましたが、私の中学生時代とは今は昔、隔世の感です。
タブレットを用いて調べながら、自分の意見を書いていく。教科書を教科書として使うのではなく、一つのツールとして使う。
結構難しい課題ですが、楽しみながら取り組んでいるように見受けられます。
主体的学びの実現には、生徒が主役で、先生が脇役であることが大切と聞きます。
一つの課題を推敲して仕上げるまでに、先生は要所要所で、筋道を踏んだ論理的なお話をされ、生徒を導かれているのでしょう。
楽しい時間は早く過ぎるものですが、オープンスクールの3時間はあっという間でした。

梼原学園エッセイ授業6年生

2018年11月15日

今日の6年生は、一時限授業の最後5分間ほどは鉛筆の走る音しかしませんでした。
まるで、入学試験を受けているような静けさと気迫でした。
「今日こそは時間内に書き上げる」と、皆さんやる気で臨んでくれていたようです。
前回のエッセイ授業で、ブレインストーミング、アウトライン、5段落エッセイを45分で書ききれず、消化不良気味だったことが、今日のエネルギー源になったのだと思われます。
結果、全員が書き上げることができました。
皆さんが、一生懸命に取り組んでくれる姿は、本当に気持ちが良いです。

高知国際中学校 学校説明会

2018年11月11日

高知国際中学校の学校説明会に行きました。
吹奏楽部の生徒さんたちの歓迎演奏、よかったです。
何名かの生徒さんの一日のタイムスケジュールが張り出されていましたが、やはり時間の使い方が非常に上手だと感じます。
国際中学校の生徒さんはiPadを一人1台持っています。
レポートを書くにしても、ノートだと上書き保存ができず、いちいち消しゴムで修正です。新しい情報を素早く書きこむことができるし、推敲をしてもかなり書くことに対して時間の節約ができます。
宿題の提出や、グループでの活動、プレゼンテーション作成と、iPadを使う利点は大きいですね。

「緑ふれあい賞」「森の応援団賞」

2018年09月8日

生徒さんが文集「さんりん」を持ってきてくれました。
「第18回 森や自然について」の作文に、教室で何名かの生徒さんが応募しました。
6月から7月にかけて書いた作文です。
自分の体験を入れて、具体的に書くことを念頭に、ブレインストーミングでアイデアを出し、アウトラインで骨組みを作り、下書き、推敲を重ねて仕上げた作品です。
複数の生徒さんが「緑ふれあい賞」をいただき、他の生徒さんも「森の応援団賞」をいただいています。
記念品でいただいた図書カードを、とても喜んでいます。
一生懸命取り組んで書き上げた作品が、文集「さんりん」として形に残りました。
他の小・中学生の考えを一冊で読むことができます。
自分の考えだけではなく、他の様々な考えを知ることができて、自分の知識となっていきます。
後々読み返したとき、過去の自分の考えにいつでも触れることができます。

 

作文を書くために、森や自然について考える時間が持てたこと、それが生徒さん達にとって、何より貴重な時間だったと感じます。

高知新聞 小学生コーナー

2018年08月29日

5年生の生徒さんの作品が高知新聞に掲載されました。
ブレインストーミングでアイデアを出し、アウトラインでエッセイの骨組みを作り、パラグラフライティングと5段落エッセイの形式で自分の意見を書きました。
じっくりと、楽しみながら取り組んでいました。

 

  「好きな教科」
 ぼくは、学校の授業で「理科」が好きです。
 ぼくが「理科」が好きな1つ目の理由は、小さいときから科学やきょうりゅうにきょうみがあったからです。僕は4さいぐらいから科学に関するテレビ番組、「ふしぎがいっぱい」や「考えるカラス」などをよく見ていました。「考えるカラス」という番組名がついたのは、カラスがガラスのコップの中にある水にういたえさをくちばしでくわえようとガラスのコップの中にくちばしをつっこんでも、えさまでとどかないときに、考えて、コップの横にある、石をおとして推移を高くして餌を食べるえいそうが一番初めにあるからだと思います。鳥がそんなことができるなんて知らなかったからきょうみがわいてきてよく見るようになっていました。
 2つ目の理由は、実験が好きだからです。学校で水を温めたり、冷やしたりしてその水の変化を調べる実験がとくに楽しかったです。
 3つ目の理由は、生活に取り入れられるからです。科学部で作る物はかんたんに作れるし、費用があまりかからないので、家でも作ることができます。妹といっしょに造ることもできます。たこやきやおこのみやきの後にべっこうあめを作ることもできます。家族で楽しむことができて、生活に使えます。
 これらの理由でぼくは「理科」が好きです。 

高知大学・奥村ゼミ エッセイ講座実施報告

2018年03月18日

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昨年の12月より、高知大学人文学部の奥村ゼミで開講していた「HOTSエッセイ講座」が、全7回をもって終了しました。
以下、講座に対する学生の感想を「HOTSエッセイ講座 アンケート」より紹介します。
指導対象者:国際コミュニケーション学科 12名(留学生5名)
アンケート
質問1:講座全般/あなたにとって、今回の講座は役に立った、良かったと思いますか?
(大変よかった・良かった・ふつう・良くなかった)
無題1

質問2:講座内容/講座でよかったものは?
(ブレインストーミング・アウトライン・意見交換・エッセイ・発表)
無題2

質問3:あなたは、このようなエッセイ・小論文の講座を大学で引き続き受けたいと思いますか?
(大変思う・思う・ふつう・思わない)
無題3

質問4:あなたはこれまで、作文や小論文を書くのが
(大変好き/得意だった・好きだった・ふつう・嫌い/苦手だった・大嫌いだった)
無題4

質問5:この授業のHOTSの書き方を学べば、『小論文が書けるようになる』と思いますか?
(大いに思う・そう思う・変わらない・そう思わない)
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真剣に課題に取り組むゼミ生
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北川中学校(1・2・3年生)エッセイ体験授業

2018年02月14日

エッセイ講座@学校

2018年2月13日(火)、北川村立・北川中学校で、「エッセイ体験授業」を実施しました。今回の対象者は、中学1年生から3年生と全学年です。全員初めての取り組みなので、「5段落エッセイ」の基礎から指導を行いました。課題のテーマは、1・2年生は「送辞」、3年生は「答辞」です。生徒にとってはあまり馴染みのないテーマなので、活発な意見交換を促すために、授業の冒頭では「カレーライスの作り方」についてブレイン・ストーミングを行いましたが、みんなが好きなカレーライスのおかげで、教室の雰囲気は一気に盛り上がり、生徒の脳も活性化しました。

3年生の授業では、3年間の「それぞれの思い出・エピソード」をA3の紙に、ブレイン・ストーミングの手法で書き出し、また生徒同士での意見交換を通して、楽しかった思い出や、感謝の気持ちをまとめていきました。以下、授業評価のために行ったアンケートより生徒の声を紹介します。質問:「あなたにとって、今日の授業は役に立った・良かったと思われますか?」生徒の声:「自分の文章を書くことに対する見方が大きく変わった」「正しいことだけを書かなければいけないという意識が強かったけど、自分の思ったことを自由に書いていいということが分かった」「自分の考えをブレインストーミングで書くこと」「一年生のときから今までの記憶を思い出す良いきっかけになった」「皆の意見が聞けたところがよかった」「具体的な例を使って最初から文の書き方などをおしえてくれたところ」「具体的に書くことが大事だと学べたところ」「自分の考えを深めることができたところ」以上、生徒の声を紹介いたしました。

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北川小学校(3・4年生) エッセイ公開授業

2018年02月8日

エッセイ講座@学校

2018年2月7日(水)、北川村立・北川小学校で、「エッセイ公開授業」を実施しました。今回の対象者は、小学3年生と4年生です。両学年とも初めての取り組みなので、「5段落エッセイ」の基礎から指導を行いました。課題のテーマは「好きな食べ物は何?」です。45分と限られた時間の中で、全員が発表する時間も確保するために、初めての試みでしたが、事前に自宅学習として「好きな食べ物」についてのブレイン・ストーミングに挑戦してもらいました。授業では「好きな食べ物」についての「説明」だけでなく、好きな「理由」と「根拠」についても考えを深めた後に、文章でまとめました。また、公開授業の後、北川小学校の先生方と、HOTS「5段落エッセイ」についての勉強会、「協議」を60分間行いました。以下、授業評価のために行ったアンケートより生徒の声を紹介します。質問:「あなたにとって、今日の授業は役に立った・良かったと思われますか?」生徒の声:「ブレイン・ストーミングと聞いた時に何やろう、と思ったけど授業をして、やり方も分かった。楽しかった」「友だちの意見がいっぱいあって、ほかの人のも、見られてよかった。みんなの前で発表するのは、はずかしかったけど、みんなのも聞けておもしろかった」「好きな物の理由とかはあまりとくいではないけど楽しく学べた」「自分がいつか作文を書くときに役に立つと思った」「作文の書き方が分かった」この授業が、生徒の作文を書く時の助けになることを願います。 
北川小20180207 

ロボットを作ろう

2018年01月10日

小学校中学年から高学年の生徒さんに「ロボットを作ろう」というテーマでエッセイを書いてもらいました。
・無限式電池なので、電気代がいらない
・戸籍も持っていて、成人しているので働ける
・作ってほしいと言った料理をちゃんと作ってくれる
・旅行ガイドをしてくれる
・護衛をしてくれる
・ワープ機能があるので、一瞬で学校へ連れて行ってくれる
ブレインストーミングでアイデアを出すのを大変楽しんでいました。

梼原学園(梼原中学校)第2回エッセイ講座

2017年12月13日

エッセイ講座@学校

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2017年12月12日(火)、梼原町立・梼原中学校で、「HOTSエッセイ講座」を実施しました。今回の対象者は、中学2年生と3年生です。中学2年生は初めての取り組みなので、「5段落エッセイ」の基礎から指導を行いました。課題のテーマは「制服は必要?不必要?」です。「必要」と「必要でない」との相反する立場に自分自身が立ち、考えを深めた後に、「自分の考えとその根拠」を文章でまとめました。4年後には選挙権を持つ彼らが、「自分で考えて、自分の意見を持ち、それを人に伝える力」を指導する「HOTSエッセイ講座」を通じて、選挙に対する関心が高まることを願います。

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3年生は本年6月に引き続き2回目の授業となり、既にエッセイの基礎を学んでいるので、国際バカロレア(IB)「知の理論」でも扱うテーマ「知るための方法」を課題のテーマとして取り上げました。難解なテーマ「興味を持っていることを知る方法」に取り組んでくれました。まず、興味のあることを1つ決めて、それを詳しく知るにはどのような方法があるのかを書き出しました。次に、平成30年春に開館予定の「雲の上の図書館」にどのような機能やサービスがあれば、興味を持っていることをより詳しく知ることができるのか、新図書館と結び付けた、更なる思考の発展を求めました。地域にできる新図書館を、主体的に利用する姿をエッセイのゴールにおきました。

高知大学・奥村訓代ゼミでHOTSエッセイ講座がスタート

2017年12月9日

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2017年12月8日(金)、高知大学人文社会科学部 人文社会科学科 国際社会コースの奥村訓代ゼミで「HOTSエッセイ講座」がスタートしました。受講者は、卒業論文の執筆の準備に入った大学3年生のゼミ生12名です。卒業論文の執筆は来年が本番ですが、文字数、16,000字の卒業論文の執筆は容易ではありません。「問いの立て方」「調査の方法」「ロジックの組み立て方」「論文としての文章の形式」など、事前に学ぶべきことは多岐に及びます。本格的な卒業論文の執筆に向けて、「自分で考えて、自分の意見を持ち、それを人に伝える力」を指導する「HOTSエッセイ講座」が、ゼミ生の一助となることを願います。

尚、指導は本年12月より来年の2月にかけて、8回行います。

「HOTSエッセイ講座」開講の機会を設けて頂いた、奥村訓代教授とゼミ生の期待に沿えるよう、授業の充実に努めたいと思います。  HOTS教育センター 講師:高橋 聖

ホッツ スタディハウス 高知
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