HOTS教育とは?
2016年07月3日
HOTS教育とは?
「思考スキルの伸長・発達」のステップに従って、段階的に「スキル(技術力)」として、「考える力」を伸ばしていくのが、HOTS教育です。
「考える力は、一般的な勉強を続けていれば、いつの間にか身に付いていく」という暗黙の、無意識の前提のもとに、子どもの教育が進められてきました。別の見方をすると、「考える力」の伸長を正面からとらえ、意図的に指導する教育はおこなわれてきませんでした。
その「暗黙で、無意識の前提」を覆して、「意図的に、計画的に、段階的に『考える力』を指導する」ことが、HOTS教育の教育方法です。
HOTS教育の内容
このHOTS教育の目標を達成するために、HOTS教育の指導は「読むこと」「書くこと」そして「考えること」を有機的に組み合わせた指導方法を活用します。具体的には、以下の3つの指導内容があります。
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読書指導: 「読むことを通して考える」「考えるために読む」
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エッセイ指導: 「考えて書く」「書いて、再び書く」「読んで書く」
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考える指導: 「考え方を知り、その考え方を使って考え、書く」