絵本

2016年04月23日

私が大好きな本に「真夜中の図書館」(谷山浩子著)というのがあります。
1つめは谷山さんの文章、2つめはイラストレーターさんたちの挿絵、3つ目は童話や児童文学作家、小説家、作品についての簡潔な紹介、そしてそれら3つのものが緊密に結びついている三位一体感に夢中にさせられてしまいます。
帯に書かれている、「眠れない夜、心の扉を開いて、あなたの中の子どもに会いにいきませんか。」のキャッチコピーにいざなわれてしまいました。
私の中の子どもが読んだ絵本で、記憶が最も古いのは「六人のごうけつ」です。
私が幼稚園児だったころ、親が購入してくれていたものだと思います。
「キンダーブック」と言っていた気がします。
遥か遠くのものでもよく見える凄腕の猟師が、狙いを定めて鉄砲をかまえている絵が表紙だったと記憶しています。
当時の私は、どんな読後感を抱いたのでしょうか。この本が、グリム童話であったことも知りませんでした。今ならどんなふうに感じるのでしょうか。何十年かぶりに読んでみたいと希求しています。

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