エゴノキ&ヤマボウシ

2016年05月11日

我が家の小さな庭に、エゴノキとヤマボウシが手をつながんばかりに立っています。
造園の方に植樹していただいて20年余り。随分と背丈が伸びて、選定しては高さを調整しています。
今年もエゴノキが花を咲かせ始めました。
清楚な花です。
星のような白い花が、下向きにいくつもいくつも咲いて、甘い香りを届けてくれています。
ハナバチが、花の蜜を吸いながら、忙しく飛びまわっています。
花は星のような形のまま散ります。
ヤマボウシも咲けば真っ白い花(厳密に言えば、白色は4枚の総苞片で、その中心に黄緑色の小さな花が球状に集合しています)で、エゴノキの花と同様大好きなのですが、ただの一度も咲いてくれません。
花は咲かせてくれませんが、毎年鳥が巣を作ってひなを育て、巣立っていってくれます。
名前を知らない鳥一家が巣立った後、その巣を鳩がちゃっかりと我が物にして、卵を産んでひなを育てます。
家周りのカイヅカイブキを、思いっきり見晴らしよく選定したものだから、それまでそこに巣作りしていた鳩が引っ越しして来たのでしょう。
エゴノキとヤマボウシが、枝いっぱいに白い花を咲かせて共演するさまを一度でいいから見てみたいものです。
あきらめなければ、奇跡が起きるかもと期待して、今日も2本の樹木を眺めています。

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