作文

2016年04月25日

作文を書くことが好きですか?
小学校や中学校の国語の授業で、あるいは宿題で「作文」を幾度となく書いてきたことと思います。
小学校低学年の子どもたちが書いている、「先生、あのね。」から始まる作文集を見ると、かわいらしくて、頬が緩んでしまいます。最近では、就職試験でも作文が出されるところが増えてきているようです。

 

作文は自分の経験や体験を、主観的な文章にして表します。
作文のテーマが決まったら、まずは、それに関して知っていることや、関係がありそうなことを、頭の中からありったけ絞り出して、メモ書きをします。
次に、書きたいことと書けそうにないことを分けて、書く事柄を決めます。
その次に、書く事柄の順番を決めて、骨組みを構成します。
それから、寒い冬に衣服を何枚も重ね着した人のように、書きたい事柄をふくらませて具体的に書いていきます。
自分の意見や感想も述べます。

 

私はこれまでどんな題名の作文を書いてきたのか、とうの昔に忘却の彼方ですが、1つだけ覚えている作文があります。
それは「メダカ」です。自分で考えた題名ではなく、高校生だった国語の授業で、先生が私に指定した題名でした。私にとっては突飛な題名でした。何を書いて、原稿用紙に文字を埋めようかしらと考え始めた自分自身が今でも見えます。

 

書いた作文を読んでくれる相手が、友達、先生、あるいは就職試験を受けた会社の方であったりと色々なケースがあると思います。相手に合わせた言葉で表すと、自分の伝えたいことを理解してもらいやすくなります。言葉を多く知っていると、文を作りやすくなります。言葉を知るには読書が最良の方法です。表現方法も学ぶ事ができます。学んだことは作文で実践します。繰り返し書いていると、書くことに慣れてきます。
読む力(読書)と書く力(作文)は「やじろべい」のようですね。

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