続・春の庭

2017年04月30日

「くさたちは、てんでに じめんの とりっこを している。なかまどうし、かたまりあって、はを ひろげ、くきを のばして いっしょうけんめい。ぐずぐずしていると、ほかの くさに まけてしまう。」と、書いたのは絵本作家の甲斐信枝さん。
この科学絵本『ざっそう』のように、我が家の小さな庭も、色とりどりの花を咲かせた草たちでいっぱいです。
タツナミソウ、ハハコグサ、カタバミ、スベリヒユ、メヒシバ、オオイヌノフグリ、コニシキソウ、ツメクサ、その他諸々、私が勝手に雑草に分類している草たちですが、白、黄、桃、青など可愛い花を咲かせています。
芝とからまりあって生えているのと、草たちの繁殖力がすごいのとで、草取りが間に合いません。
放っていたら、『雑草のくらし』の絵本のように、年ごとに、地面を征服する草たちの種類が変遷していくようになるのかもしれません。
芝生が消え失せて、繁茂するのは、どの草なのでしょう。
ハーブも地植えしたら、ものすごく繁殖したことがずっと以前にありました。
それぞれに領地を分けて与えられたらいいのですが、小さな庭なのでそうもいかず、痛しかゆしです。
これからますます、草たちの地面の奪い合いは激しさを増すことでしょう。
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