ブレインストーミング(Brainstorming)

2016年04月15日

一枚の紙と一本の鉛筆で、頭の中で考えていることを書き出して、自分の目で見ることができるのがブレインストーミングです。
1938年頃、アメリカの広告代理店副社長のアレックス・オズボーンによって開発された思考の技術です。
複数の人が力を合わせて、課題や議題に対するアイデアをとにかくたくさん出して、最終的によりよい解決策を得ようとする、創造的思考方法です。
これを、自身の思考を深める技術として実践します。自身が抱えている問題、宿題の作文、ゴールデンウィークの過ごし方など、なんでもテーマになり得ます。
頭に浮かぶ言葉を全て書き出していきます。自由奔放に、質より量で書いていきます。

 

書き出すのには理由があります。
一つ目は、時間が経って見直しても何をどう考えていたのか、明確にわかるということです。記憶力に優れている人でも、何日か後で考えた時、取りこぼすことなく全てを覚えている訳ではありません。水の上に浮かぶ泡のようなもので、意識から消えてしまうものが必ずあります。
二つ目は、自分の考えを鳥のように全体を俯瞰して客観的に見ることができることです。不思議なことに全然関連性がないと思っていた言葉と言葉が密接につながることがあります。
三つ目は、視覚化されているので、自分の考えを相手と共有しやすくなるということです。それは、相手の意見も聞くことができて、お互いの意見の結合や改良ができ、新たな問題解決の方法が生み出されやすいということです。

 

ブレインストーミングをして、脳の引き出しにしまっている知識を整理してみませんか?

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