タケノコ

2018年04月8日

叔母がタケノコを届けてくれました。
湯がいて灰汁を抜いて、適度な大きさにカットして、下準備を全部済ませて持って来てくれました。
夕飯は、若竹煮の一品が加わり、幸せな春の食卓でした。

 

日本最古の歴史書「古事記」に、タケノコが登場しています。
古事記を読みやすくつづった「日本神話『黄泉の国』」に、イザナギノミコトが黄泉の国から逃げかえる時、追いかけてくる醜女に束ねた髪に刺してあった櫛を投げたら、それがタケノコに変わり、醜女たちがむさぼりついている間に現世に逃げ帰れた話があります。

 

1300年以上前から食されていたものだと思うと、現在食べているタケノコとは種類が違えど、やはり春が来たら食べておきたい食材です。

中学入試

2018年02月16日

国公立・私立中学校入試の朝です。
1年で寒さが最も厳しい2月ですが、今朝は寒さもひと緩みです。
受験生には、荷物になる雨傘もいらない天気で良かったなと思います。
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雪とマンリョウ

2018年02月12日

朝起きると、うっすら雪化粧の景色です。
マンリョウの緑と、葉の上にパウダーのように降り積もった雪の白さの取り合わせにしばし目を奪われました。
物に当たる光の反射の波長は色によって違い、白い色は全ての波長を反射した時に見える色だそうです。
えるのは、の粒がさいために、いろいろな波長をあちこちに乱反射して、それらのが全て混ざり合うからなのだそうです。
それぞれの色に対してそれぞれの心象を持っているので、雪が赤や青、黒や黄だったら、今朝のこの、心洗われるようなすがすがしさは到底味わえないだろうと感じるのです。
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クリスマス

2017年12月24日

今日はクリスマスイブです。
クリスマスは12月25日ですが、キリスト教の教会歴では、1日の始まりを「日没」からとしているので、12月24日の日没から12月25日の日没までが「クリスマス」なのだそうです。クリスマスイブとは、「クリスマスの夜」のことで、「クリスマス前日」ではないのですね。
キリストの誕生をお祝いしお祈りする日ですが、年中行事の一つとして楽しんでいます。

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テーマで見る世界の名画

2017年12月17日

集英社創業90周年記念企画とのことで、「テーマで見る世界の名画 ART GALLERY 全10巻」が随時刊行されています。
購入するにはお値段と折り合いがつかず、家族が図書館で借りてきている本をめくりながら、楽しんでいます。
学校の美術の教科書や大塚国際美術館で鑑賞した名画が、次々と目の前に現れてくれます。
それらの絵に対しての文章にもひきつけられます。
自分では決して描けない、表現することができない絵の数々を見ながら、天からのギフトをもらった画家の人生の苦悩や歓びに思いを巡らせ、時間がゆるりと過ぎていきます。

出前のバイク

2017年11月21日

車で走っていると、前方に何かが書かれた紙を貼って走行しているバイクがいます。
ちょうど信号が赤に代わり、そのバイクのすぐ後ろに停まりました。
「おいしいもん、おとどけ中」と、達筆な手書きで書いてあります。
出前を配達中のバイクでした。
書かれているのは、ご注文は○○○○店とか、電話番号は○○○○とかではなく、この文言とお店の名前です。
印象に残ります。
おいしいものを配達してくれるのは、このお店なのだと、知らしめてくれています。
宣伝効果の高い、走る広告です。
おもしろい発想に、思わずにこっとさせられました。

つるし柿

2017年11月13日

「柿」の美味しい時期です。
購買意欲が増してしまいます。
木の枝からちぎったばかりの「柿」を通年味わうことは叶いません。
完熟して柔らかくなるのも案外早いので、買い置きができません。
「期間限定の食べ物」というわけで、食い意地に磨きがかかります。
友が「明日は雨になるから、今日中につるし柿を作る。」と言うので、遊びがてら手伝いました。
つるし柿は、子どもの頃祖父と一緒に作りました。
柿の皮を途切らすことなく、最後まで続けてむき終えるとうれしかったものです。
高級品でも、珍味でもなく、素朴な味わいの「柿」が好きな一因には、郷愁があるかもしれません。
遠い昔の祖父と過ごした時間に気持ちがひかれるのです。
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イチョウ(銀杏)

2017年11月12日

車を走らせていると、国道沿いの3本のイチョウの黄葉が目に飛び込んできました。
先月の2度の台風時に、我が家の木々の葉はたくさん散ったのですが、こちらのイチョウの葉も散ったようです。
下から見上げると、こんもりとして葉が重なっていたら、陽の光は差し込んではこないのでしょうが、葉と葉の間から差し込んできます。
晴々とした青い空に、昼の白い三日月、黄色いイチョウの取り合わせはとても美しく、車を降りてしばしその自然の中に身を置きました。
小春日和のうららかな一日です。

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音楽を聴く

2017年11月5日

便利なもので、クラシック音楽を聴きたくなったら、パソコンやスマホ、インターネットに繋がれたテレビでいつでも手軽に聴くことができます。
朝の目覚めに、活動する昼に、作業用やリラックスしたい時に、等々、様々な用途に合わせた曲がまとまって選ばれていて、クラッシック音楽に精通していなくても、聞きたい曲にたどりつけます。
文化プラザかるぽーとで行われた土佐中・高等学校の定期演奏会に行きました。
媒体を通した録音物ではなく、生で聴く演奏は臨場感が違います。ピアノと弦楽器による演奏です。
音楽を聴くと、楽しんだり、癒されたりするのは、演奏されてる方の日々の努力と気持ちが結実されて、奏でる楽器に表れるからなのでしょうね。
今夜作業しながら流すBGMは弦楽四重奏の曲です。

 

大塚国際美術館

2017年10月31日

徳島県鳴門市にある、大塚国際美術館に行きました。
展示されている作品全てがレプリカですが、世界中の名画を1か所で鑑賞できることにすごい価値を感じます。
パンフレットの1ページ目に「古代壁画から世界25ヶ国・190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画を原寸大で1,000余点」と記載されているように、美術の教科書や名画の本で見た作品が目の前にあるのです。
古代遺跡や教会等の壁画を環境空間ごとに立体展示した環境展示、古代から現代までの西洋美術の系統展示を、歩いて順番にたどって鑑賞するので、美術史の変遷が「見える化」されました。
「~あやしい絵~名画の怪」のイベントが行われており、怪画と位置付けた絵画に解説がつけられています。
他者のブレインストーミングを共有した気分でした。
美術館なのに、写真を撮っても良いし、触ることもできるハードルの低さが心地よく、鑑賞ルート4キロメートルは、1日ではなく2日がかりで楽しみたいなと感じつつ、美術館を後にしました。

 

断捨離はタイムマシン

2017年10月9日

断捨離の一環で、もう何年も触っていない、車庫の棚に積んでいる数々の箱を整理しました。
品物の上部に古新聞を載せた箱がありました。
昭和61年(1986年)の新聞でした。
31年も前のものです。
中曽根首相がカナダを訪問される記事や、ソ連のゴルバチョフ共産党書記長、金丸幹事長、竹下蔵相、小沢一郎自治相のお名前などが紙上に載っています。
現在でもご健在の方やお亡くなりになられている方、崩壊する前の「ソ連」の国名に時間の流れを感じます。
当時の私はどこでどのように過ごしていたのかと、全国紙の新聞に掲載されている地域の広告を見ながら時間がさかのぼります。
断捨離がタイムマシンとなった一日でした。

台風一過

2017年09月18日

3連休に日本列島縦断をした台風18号が温帯低気圧に変わりました。
台風一過の家周りは、カイヅカイブキやロウバイやヤマボウシなどの木々の葉が、さんざん飛び散っていました。
台風の目に入っていたのか、激しい風雨の時間は短く、静かに通り過ぎ去った気がします。

今回も台風に備えて、家周りのスダレをはずし、物干し竿を下ろして固定し、花鉢を取り込みました。
テレビで刻々と報道される台風の進行状況と、自宅で虫の声が聞こえ、無風雨で静かな状況を比べながら、これから風雨が強まるのだろうと固唾を呑んでいました。
日本では豪雨により、いまだに復興途中で仮設住宅で暮らしている方もいらっしゃるし、アメリカのテキサス州やフロリダ州ではハリケーンの被害があったばかりです。
自然災害の猛威は、備えをしていても、微々たることしかできないなと思わさせられます。
毎回、大した影響がないように祈るのみです。

木々が倒れず、風よけになってくれてよかったと、せっせと家周りを片付けました。

2学期スタート

2017年09月1日

暦が8月から9月になったとたん、朝夕が涼しくなりました。
肌に当たる空気が熱を持たず、程よい心地です。
宿題を計画的にやり終えた、読書感想文を四苦八苦しながら一生懸命書き上げた、旅行が楽しかった・・・
思い思いの夏休みを過ごした生徒さんたちの2学期が始まりました。
運動会、修学旅行、音楽会など、学校や学年により、取り組む行事は違いますが、皆さん、それぞれ協力して、元気に取り組んでくださいね。

大長ナス(茄子)

2017年08月10日

近くのスーパーマーケットで「大長ナス」を買いました。
一年を通しても、夏のこの時期に数回売られているだけの、限定品感覚のナスです。
通常売られているナスに比べ、色艶がみずみずしくて、中身も柔らかいです。
長さも30cm以上ありそうです。
煮る、焼く、蒸す、炒める、揚げる。
ナスは、どんなふうに調理してもおいしいのですが、「大長ナス」は塩もみが一番です。
忙しくて時間がないときでも、すぐに簡単に作れます。
塩もみして鰹節を乗せ、ポン酢をかけて、熱いご飯とともにいただきます。
青じそ、ミョウガを刻んで混ぜたりもします。
新鮮な「大長ナス」を、今夏も食すことができました。

ビワ(枇杷)

2017年06月13日

スーパーや八百屋さんで、「ビワ」が並んでいます。
年中あるものではなく、季節物のオレンジ色で楕円形の形を見ると、今年も「夏」がやってくるのだと感じます。
うれしいことに、この2週間で3度、それぞれ違う方からビワをいただきました。
道具を使わなくても簡単に手で皮を剥ぐことができます。
スイカと違い、種が大きくて中央に集中しているので、果肉が食べやすいです。
ケーキやおまんじゅうのような甘さではない、素朴な甘さも魅力です。
タイミングよく、時間差でいただいたので、長い時間味わうことができました。
「ビワ」は「となりのトトロ」の風景に良く似合うと思うのです。

 

童謡「びわ」
作詞:まどみちお 作曲:磯部俶

びわはやさしい 木の実だから
だっこしあって うれている
うすい虹ある ろばさんの
お耳みたいな 葉のかげに

びわは静かな 木の実だから
お日にぬるんで うれている
ママといただく やぎさんの
お乳よりかも まだあまく

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梅ジュース

2017年06月7日

友が「青梅」を届けてくれました。
洗って乾かし、へたをとり、下準備万端の状態で渡してくれました。
保存瓶を熱湯と焼酎で消毒をして、氷砂糖を買いに行き、黒酢を投入して、「梅ジュース」の仕込みが簡単に完了です。
ネットに書かれている、疲労回復・肥満防止・整腸作用・美肌効果等々の梅ジュースの効能を見ると、顔が緩んでしまいます。
数日前に「ラッキョウ」をつけたばかりなので、その隣に梅ジュースを置きました。
瓶を揺する日課の楽しさが、倍増です。

今日、高知は梅雨入りしました。
梅雨が明けると、厚さが本番に、そして梅ジュースの出番も本番になります。

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ブルーベリー

2017年05月31日

ブルーベリーを2鉢育てています。
葉っぱが、あちこち虫食い状態になっています。
8年目で初めての出来事でした。
バッタにしては時季が早いような、かといって蛾の幼虫やナメクジではないような。
しばし、眺めていると、ハチ?が飛んできて、あっという間に、柔らかな緑の葉っぱを丸く切り取って、運んで行きました。
カミキリバチというのでしょうか?
ミツバチでもアシナガバチでもないハチの仕業でした。
職人芸だと思わず感心しました。
ブルーベリーの実に影響が出ないことを祈るのみです。

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ふきのとう

2017年05月19日

新玉ねぎにクレソン、春の恵みはまだまだ、毎日の食卓を贅沢にさせてくれています。
庭では、エゴノキの下に顔を出し、春の到来を真っ先に告げてくれた「ふきのとう」が、立派な「ふき」になって生い茂っています。
それらを摘み取り、ゆがき、筋を取り、「ふきの煮物」を作って、贅沢な食卓の一品に加えました。
「ふきのとう」の花には、黄色のおすふきと白のめすふきがあり、それぞれの役目があること、土の下でくりひろげられる地下茎の仕事のことを、甲斐信枝さんが「ふきのとう」の絵本で書いています。
「ふき」は地上にはなくなりましたが、地下では地下茎が、来年にむけてしっかり仕事をしています。
たくさんの「ふきのとう」が、来年も見られることでしょう。
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ミツバ

2017年05月7日

庭に、ミツバがたくさん自生しています。
食したいと思うものの、自分が蒔いて育てたものではないので、本当に「ミツバ」なのか自信がありません。
市販されているミツバからすると、大きく育って茎も葉もしっかりしています。
葉をちぎって香りを嗅いだら、ミツバの香りのようなそうでもないような不確かさです。
庭にやってくる鳥たちの置き土産なのでしょうが、名前が書いてないので困ります。
今年もまた、食することはなく、ミツバはやがて白い花を咲かせ、種になって地面に落ちていくことでしょう。
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続・春の庭

2017年04月30日

「くさたちは、てんでに じめんの とりっこを している。なかまどうし、かたまりあって、はを ひろげ、くきを のばして いっしょうけんめい。ぐずぐずしていると、ほかの くさに まけてしまう。」と、書いたのは絵本作家の甲斐信枝さん。
この科学絵本『ざっそう』のように、我が家の小さな庭も、色とりどりの花を咲かせた草たちでいっぱいです。
タツナミソウ、ハハコグサ、カタバミ、スベリヒユ、メヒシバ、オオイヌノフグリ、コニシキソウ、ツメクサ、その他諸々、私が勝手に雑草に分類している草たちですが、白、黄、桃、青など可愛い花を咲かせています。
芝とからまりあって生えているのと、草たちの繁殖力がすごいのとで、草取りが間に合いません。
放っていたら、『雑草のくらし』の絵本のように、年ごとに、地面を征服する草たちの種類が変遷していくようになるのかもしれません。
芝生が消え失せて、繁茂するのは、どの草なのでしょう。
ハーブも地植えしたら、ものすごく繁殖したことがずっと以前にありました。
それぞれに領地を分けて与えられたらいいのですが、小さな庭なのでそうもいかず、痛しかゆしです。
これからますます、草たちの地面の奪い合いは激しさを増すことでしょう。
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