赤ちゃんバッタ

2021年06月28日

庭の草引きをしていると、ピョンピョンと軽やかに跳ねるものが視界に入りました。
目を凝らすと、1匹の赤ちゃんバッタが笹竹の葉っぱに乗っています。
やわらかい黄緑色の、1㎝にも満たない赤ちゃんバッタです。
庭を自由自在にピョンピョンするのは良いのですが、庭のハーブ類や草花の葉を食べ尽くすのは勘弁してほしいものです。
赤ちゃんバッタ

 

輝くヤマボウシ

2021年05月18日

ヤマボウシの花が咲き誇っています。
植えて20年以上経つヤマボウシは、ずっと花が咲きませんでした。
2年前に1つ咲いているのをベランダから見つけたときは、小躍りしたものでした。
昨夏は数個の花が咲きました。
しかし、昨冬、寒さのせいか木の皮がきれいにむけてしまいました。
枯れてしまうのではと案じましたが、春になると新芽が出て例年通り葉が茂りだしました。
そして今、白い花がたくさん咲いて、楽しませてくれています。
我が家のヤマボウシは咲かないものだと思っていたのに、こんなこともあるのだなと、「自然」からの贈り物に感謝です。
ヤマボウシ

梅雨入り

2021年05月16日

まだ5月中旬なのに良く雨が降るなと感じていたら、5月15日に四国地方が梅雨入りしたとの報道がありました。
1951年の統計開始以降、最も最速の梅雨入りとのことです。
昨年より26日も早いとなると、梅雨明けは例年7月だから2か月ほど、蒸し蒸しと湿度の高いお天気が続きそうです。
庭のガクアジサイも梅雨入りを知ってか知らずか、準備万端、つぼみをつけています。
ガクアジサイ

シソ(大葉)

2021年05月4日

ゴールデンウイークも終盤です。
ホームセンターへ走り、鉢底石や腐葉土を買ってきました。
いただいたシソの苗を植えます。
昨年は、虫に食べられないようにと室内で育てました。
日当たりの良い窓際に置き、虫の害もなくすくすくと育ちました。
しかし、日当たりが良すぎたのか、厚くて固い葉っぱに育ち、食感があまり良くありませんでした。
今回は、ヤマボウシの下方に置き、半日陰で育てます。
虫がつかないか見張りながら、シソの成長を楽しみます。
大葉

2021年04月30日

ここ1~2年、庭の通り道に竹が生えて勢いよく成長するので、七夕様が過ぎた頃に切っていました。
上には伸びず、横に笹の葉が広がるようになり、「なかなか風流だ」と思っていたら、新しい竹が3本ほど笹のすぐ隣に芽を出し伸びています。
「雨後のタケノコ」と言いますが、竹の成長の早いこと。
竹林の近くにある民家の中に竹が侵入してタケノコが生えることもあると聞けば、あわよくば60年から120年周期で咲く竹の花を見られるかもの気持ちはしぼんでしまいます。
竹

 

四万十川の沈下橋

2021年04月28日

四万十川本流にある9本の沈下橋が、明日のゴールデンウイーク初日から全て通行可能になるそうです。
「高知の魅力を紹介しよう」のエッセイテーマでは、「四万十川」を紹介する生徒さんも多く頻繁に登場します。
緑雨に当たった緑の木々や草と沈下橋の数々。風情があります。
沈下橋を見ているとその長さに、四万十川の広さを実感します。
佐田沈下橋 岩間沈下橋

大きなタケノコ

2021年04月10日

昨夕、「高知の魅力を紹介しよう」のテーマでエッセイを書いている生徒さんと問答していたら、「自然」や「食」から、「タケノコ」の話題になりました。
「最近食卓にタケノコが良く登場するようになった、天ぷらがとてもおいしい。」などの話を聞くと、初物のタケノコが食べたくなりました。
嬉しいことにその望みは間髪いれずに叶いました。
嶺北に行っていた夫が丸々とした見事なタケノコを買ってきていたのです。
打合せをしたわけでもなく、単なる偶然だったのですが。
皮ごと茹でてあくぬきしたいところ、その大きさゆえに鍋に入りきらず、皮をはぎ長さも短く切って、コトコトコトコト湯がくこと1時間余り。
部屋に充満するぬかのにおいとともに、ゆるりと時が過ぎていきます。

ラディッシュ

2021年04月1日

4月になりました。そこかしこに春がきています。
ご近所から新玉ねぎとラディッシュの春をいただきました。うきうきと心が弾みます。
ラディッシュの和名は「ハツカダイコン(二十日大根)」です。
大根の仲間で、短期間で収穫できるからこの名前がついたようです。
見た目は大根というより、赤くて丸い赤かぶです。
ピーターラビットの絵本でみるラディッシュは、球形ではなくて、ニンジンのような形をしています。
英語で「大根」は「ラディッシュ」だから、なじみのある日本の白くて太い大根とは色、形やサイズも違うのですね。
新玉ねぎ&ラディッシュ

 

桜開花

2021年03月15日

高知市で桜の開花が発表されました。
高知城のあのソメイヨシノに花が咲いたのだと、頭の中で標本木の姿を思い起こします。
開花は、広島・福岡などに次ぎ全国で6番目だそうです。
折しも今日は、県内公立高校入試の合格発表日です。
生徒さんたちから、「合格」の嬉しいお知らせをいただき、心弾む一日になりました。

スノーフレーク

2021年03月7日

裏庭に一輪、スノーフレークの花が咲きました。
花が咲くまでは、細長い葉っぱが水仙に似ているので、水仙が咲くと勘違いしそうです。
花は、スズランに似た白い釣り鐘のような可憐さです。
「鈴蘭水仙」とも言われているのがよくわかります。
これからしばらくの間、次々に花をつけていきます。
桜の開花発表より一足先に、我が家の春の到来です。
スノーフレーク

 

カナヘビ

2021年02月22日

三寒四温の2月中旬です。
今日は寒さも緩み、陽射しが気持ち良いお天気です。
この陽気に、プランターの隙間から頭をのぞかせているカナヘビがいました。
立春が過ぎ、雨水もきたし、そろそろ活動を始めるのでしょうか。
プランターで、まったりと日向ぼっこをしているようです。
カナヘビカナヘビ2

雪化粧

2021年02月17日

昨日までのぽかぽか陽気と違い、今日は肌に当たる風が冷たいなと感じていたら、昼頃から粉雪が舞い始めました。
お日様も出て晴れたままの天気雪で、これが雨なら「狐の嫁入り」かと思うところです。
夕方には、庭がすっかり、薄雪化粧です。
黄色い花を咲かせているヒイラギナンテンにも、レッドロビンや金木犀にも綿菓子が乗っているみたいです。
白い雪を眺めていると、清々しい気分になります。
ヒイラギナンテン雪化粧

クビキリギス

2021年02月12日

立春が過ぎ、寒さも幾分和らぎ、少し暖かい日が続いています。
そんな柔らか日和なので、今日は先月の寒波で枯れてしまったアロエの手入れです。
上部から、傷んだ部分ををチョキチョキ切っていくと、プランターの土が見えてきました。
そこに、きれいな緑色の大きいバッタがいました。幾重にも重なったアロエの葉をお布団代わりに越冬したのでしょう。
夏だと軽やかにジャンプするのに、じいっとしています。元気に跳ね回るには、まだ気温が低いのでしょう。
シュッとして細長い体形のバッタです。
正式な名前は何だろうと調べてみると、クビキリギスでした。バッタ目キリギリス科クサキリ亜科クビキリギスだそうです。
名前の由来にびっくりです。
鋭い大顎で噛まれるとかなり痛くて、掴んで離そうとすると首がとれてしまうところから名付けられたようです。
漢字では「首切螽斯」だそうですが、カタカナ表記と違い、漢字から受ける印象が怖いです。
「噛まれないでよかった~。」と心底思いました。
クビキリギスクビキリギス2

節分とヒヨドリの巣

2021年02月2日

今日は節分です。
2月2日が節分の日になるのは1984年(昭和59年)以来124年ぶりとのことです。
次回2月2日が節分になるのは2025年(令和7年)で、今後しばらくは4年ごとに繰り返すそうです。
豆まきをすると、鳥たちがきっと喜ぶことでしょう。

 

良く晴れた青い空を眺めながら、庭の木々に目をやると、葉をすっかり落とした庭のモミジの木に、昨夏のヒヨドリの巣が残っています。
台風の大雨や強風にも耐えた巣が、早春の陽射しを受けています。
雨の日も卵を温め続け、孵化後はヒナたちに覆いかぶさるようにして雨から守り、せっせとつがいで餌を運ぶ健気な親鳥の姿と、孵化して日に日に力強い鳴き声になっていくヒナたちの頭上の光景を、今年もひと時味わえるでしょうか。
巣

蝋梅(ロウバイ)

2021年01月16日

1週間前は大寒波の到来で、庭のアロエやオカワカメ、パイナップルセージなどの草花が凍えて枯れてしまいました。
打って変わり今日は、どうかすると「春かしら」と錯覚しそうな穏やかなお天気です。
蝋梅のクリーム色が暖かさを広げてくれます。
花の色も匂いも好ましいですが、葉っぱの質感もなかなか味わい深いものがあります。季節が廻ると必ず咲いてくれる花々に、心が和みます。
蝋梅 蝋梅葉

赤い実、青い実

2021年01月15日

冬の庭に、赤い実の万両と青い実の竜のひげが鮮やかなコントラストを成しています。
たわわに実をつけて垂れ下がる万両と葉の下にひっそりと生っている竜のひげです。
北原白秋の詩を思い出します。
赤い鳥 小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実を食べた 
白い鳥 小鳥 なぜなぜ白い 白い実を食べた 
青い鳥 小鳥 なぜなぜ青い 青い実を食べた
白実の万両は1本だけ生えていますが、実は鳥に食べつくされたのか、一個も残っていません。
万両竜のひげ

ツワブキ

2020年12月18日

何年か前から庭の金木犀の根元に、ツワブキが育つようになりました。
種が風に運ばれて我が家の庭に着地したのでしょう。
常緑の葉のはずですが、春が来る前にいつのまにか葉が枯れてしまいます。
それなのに知らない間に必ず葉が芽吹き、花が咲きます。
今年は例年より花の数が少なく、ただ一輪です。
雨が降っても、金木犀が守ってくれて、長い間黄色い花を咲かせて楽しませてくれます。
ツワブキ無題

スノーピークかわの駅おち

2020年12月17日

今日は越知小学校でエッセイ講座です。
お昼の時間を挟んでいるので、その時間を利用して、「スノーピークかわの駅おち」へ行きました。
クリスマスまであと1週間ほどです。
今年はコロナ禍で、イルミネーションも、取りやめたり時間を短縮したりと、全国的に控えめです。
そんな中での店頭のカヌーに、ほっこりさせられました。
スノーピーク

 

NHK紅白出場者発表

2020年11月16日

NHK紅白出場者が発表されました。
若者のテレビ離れが進む昨今、紅白出場歌手も、私が若者だった頃からはかなり幅広い音楽性の歌手が出場するようになりました。
初出場や50回も出場する歌手と、なかなか年齢の幅も広いです。
今年は第71回だそうで、昭和、平成、令和と長らく続いています。
紅白出場者発表があると、年末が近づいてきたなと、気ぜわしくなります。

ミノムシ

2020年11月4日

穏やかなお天気の晩秋です。
繰り返し咲の終わった深紅のバラ枝に大きなミノムシがくっついています。
よく見ないと、枝かミノムシか、区別がつきません。
風もなく静かでのどかな日中、ミノムシも気持ちが良いことでしょう。

 

みのむしの音を聞きにこよ草の庵

 

鳴かないはずのミノムシの鳴き声は、いったいどのようなものだったのか、松尾芭蕉に尋ねてみたいものです。

bagworm moth

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