高知国際中学校 学校説明会
2018年11月11日
高知国際中学校の学校説明会に行きました。
吹奏楽部の生徒さんたちの歓迎演奏、よかったです。
何名かの生徒さんの一日のタイムスケジュールが張り出されていましたが、やはり時間の使い方が非常に上手だと感じます。
国際中学校の生徒さんはiPadを一人1台持っています。
レポートを書くにしても、ノートだと上書き保存ができず、いちいち消しゴムで修正です。新しい情報を素早く書きこむことができるし、推敲をしてもかなり書くことに対して時間の節約ができます。
宿題の提出や、グループでの活動、プレゼンテーション作成と、iPadを使う利点は大きいですね。
文旦とヘルマンヘッセ
2018年11月8日
北川小学校でのエッセイ授業の帰路、「海辺の果樹園」へ寄りました。
昨日は立冬で、暦の上では冬の気配を感じる頃になりましたが、今日は空高く、暖かな天気の晩秋です。
青い空の下に、黄色い実をつけた文旦の木。
フォルカー・ミヒャエルス編集の「ヘルマンヘッセ 庭仕事の愉しみ」の本で、ヘッセが書いた水彩画と、目の前の景色が重なります。
ちっとも同じ構図ではありません。文旦もでてきません。
でも、ヘッセの「湖を望む花壇」や「私の庭の垣根」を見た時と同じ、心地良さを与えてくれるのです。
ツクツクボウシ
2018年10月8日
体育の日です。
昨日が運動会の生徒さんもいました。
久しぶりの晴天に恵まれて何よりでした。
今日も晴れて、洗濯日和です。
「ツクツクボウシ、ツクツクボーシ、もういいよ、もういいよ、ジーーーー」と庭でツクツクボウシが鳴いています。
9月後半から毎週のようにやってきた台風です。
台風一過の度に、さすがに今年のセミも終わりだろうと感じていましたが、「ツクツクボウシ、まだいるよ」と数少ないですがしっかりと鳴いています。
毎年クマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミと入れ替わるようにツクツクボウシです。
然し、今夏のセミは少なかった気がします。
うだるような暑さの中で庭木に止まって鳴く姿が減っていました。
鳴き声のボリューム総量も、昨年に比べれば控えめでした。
特に、アブラゼミの姿が大変少なく、寂しく感じました。
ツクツクボウシはあと何日くらい、鳴き声を届けてくれるのでしょうか。
鳴き声が聞こえなくなったら、秋が深まっていることでしょう。
知里幸恵さん
2018年10月1日
読書好きの生徒さんが「知里幸恵」さんの話をするので、興味をもって2冊ほど購入して読んでみました。
知里幸恵さんは、アイヌ民族のあいだで口頭伝承されてきたユーカラ(英雄叙事詩)を、ローマ字で音を起こし日本語訳を付した、「アイヌ神謡集」を後世に残したアイヌ人です。
知里真志保(知里幸恵さんの弟)著の地名アイヌ語小辞典と、高知県のアイヌ語「地名」の資料を読むと、「和英辞典」や「和独辞典」などの外国語を読んでいるのと同じ感覚です。
子どもの頃、石森延男著の「コタンの口笛」を読んで、差別や偏見に憤りを感じた思いを読書感想文に綴ったことを覚えています。
石森延男さんが、コタンの口笛を書かれた1957年から61年の歳月。
知里幸恵さんが、心不全で19歳の若さで早世された1922年から、96年の歳月。
現在、アイヌ語を流暢に話す人は極めて少なく消滅の危機が指摘されているようです。
北海道のおみやげで、木彫りのアイヌ人形、アイヌの民族衣装をまとった女の子や花をモチーフにしたネックレスがあります。
ネックレスを久しぶりに出して首にかけ、知里さんの生涯に思いを馳せました。
「緑ふれあい賞」「森の応援団賞」
2018年09月8日
生徒さんが文集「さんりん」を持ってきてくれました。
「第18回 森や自然について」の作文に、教室で何名かの生徒さんが応募しました。
6月から7月にかけて書いた作文です。
自分の体験を入れて、具体的に書くことを念頭に、ブレインストーミングでアイデアを出し、アウトラインで骨組みを作り、下書き、推敲を重ねて仕上げた作品です。
複数の生徒さんが「緑ふれあい賞」をいただき、他の生徒さんも「森の応援団賞」をいただいています。
記念品でいただいた図書カードを、とても喜んでいます。
一生懸命取り組んで書き上げた作品が、文集「さんりん」として形に残りました。
他の小・中学生の考えを一冊で読むことができます。
自分の考えだけではなく、他の様々な考えを知ることができて、自分の知識となっていきます。
後々読み返したとき、過去の自分の考えにいつでも触れることができます。
作文を書くために、森や自然について考える時間が持てたこと、それが生徒さん達にとって、何より貴重な時間だったと感じます。
高知新聞 小学生コーナー
2018年08月29日
5年生の生徒さんの作品が高知新聞に掲載されました。
ブレインストーミングでアイデアを出し、アウトラインでエッセイの骨組みを作り、パラグラフライティングと5段落エッセイの形式で自分の意見を書きました。
じっくりと、楽しみながら取り組んでいました。
「好きな教科」
ぼくは、学校の授業で「理科」が好きです。
ぼくが「理科」が好きな1つ目の理由は、小さいときから科学やきょうりゅうにきょうみがあったからです。僕は4さいぐらいから科学に関するテレビ番組、「ふしぎがいっぱい」や「考えるカラス」などをよく見ていました。「考えるカラス」という番組名がついたのは、カラスがガラスのコップの中にある水にういたえさをくちばしでくわえようとガラスのコップの中にくちばしをつっこんでも、えさまでとどかないときに、考えて、コップの横にある、石をおとして推移を高くして餌を食べるえいそうが一番初めにあるからだと思います。鳥がそんなことができるなんて知らなかったからきょうみがわいてきてよく見るようになっていました。
2つ目の理由は、実験が好きだからです。学校で水を温めたり、冷やしたりしてその水の変化を調べる実験がとくに楽しかったです。
3つ目の理由は、生活に取り入れられるからです。科学部で作る物はかんたんに作れるし、費用があまりかからないので、家でも作ることができます。妹といっしょに造ることもできます。たこやきやおこのみやきの後にべっこうあめを作ることもできます。家族で楽しむことができて、生活に使えます。
これらの理由でぼくは「理科」が好きです。
キアゲハ
2018年08月11日
小さな庭をひらひらとキアゲハが飛んでいます。
連日飛んでいるので、我が家のパセリやミニセロリで育って巣立って行ったキアゲハだろうと、サナギから無事に成虫になれたのだと勝手に解釈しています。
100個の卵が幼虫やサナギを経て、成虫になれるのは、わずか1~2個の確率とも言われているようです。
やはり、自然界は厳しいですね。
よさこい祭り納涼花火大会
2018年08月9日
大豊町での「ゆとりすと『夏休み作文教室』」からの帰路、打ち上げられた花火が、車窓前方に現れました。
今宵はよさこい祭り納涼花火大会。
時間は9時前。ラスト10分くらいの花火です。
みどりの広場で見るのとも、自宅のベランダから見るのとも違う、幻想的な風景です。
空中に輝き煌めく、鮮やかで豪華で美しい光。
夜が与えてくれる、ひと時のファンタジー。
ほんの少しでも見ることができて良かった。
ずうっと昔に楽しみだった、くじ付き棒アイスに「あたり」が出た時の気分です。
オンブバッタ
2018年07月30日
今年もバッタが現れました。
ショウリョウバッタだと思っていましたが、度々オンブしている姿を見かけるので、我が家の庭に居ついているのは、オンブバッタです。
バジルにパイナップルセージにミント、プランターのハーブが次々丸坊主になっていく例年の光景が今年もまた繰り返されます。
蛹化(ヨウカ)
2018年07月20日
キアゲハの幼虫が、最後の脱皮をしてサナギになりました。
パセリやセロリの鉢を置いているすぐ隣の窓にいます。
窓にかけているスダレに帯糸をしっかり巻きつけて、頭を上にして止まっています。
無事にここまで成長してくれて、なんだかうれしい猛暑のひと時です。
続・続イモムシ
2018年06月26日
パセリ、ミニセロリを底なしの食欲で食べつくし、おもむろに移動中。
次はどこへ行くのでしょう。
20~30分、見守っていたけれど、芝の上を自由に行ったり来たり。
つきあいきれずに、その場を離れました。
続イモムシ
2018年06月23日
パセリを食べつくし、今度は隣のミニセロリの鉢へ引っ越しです。
小さかった2匹目の幼虫が随分大きくなりました。
1匹目と同じ姿かたちになってきました。
なんと2匹目も同じキアゲハの幼虫でした。
マスト上りをしているように見えます。
イモムシ
2018年06月16日
玄関に植えているパセリの鉢にイモムシがいます。
かなり派手な色で、丸々としてずっしり感があります。
それも突然に出現しました。
よく見ると、もう1匹小さいイモムシもいます。
種類が違うイモムシが、せっせとパセリを食べています。
お互い、ゆっくり移動しながら食べ続けています。
お互いが出会っても、器用にゆるりと葉先を変えて前進しています。
こんなに派手な色なら、鳥たちに見つかりやすいだろうなと感じる私の感慨など露知らず、ただひたすらパセリを食べ続けています。
パセリの葉が減るにつれ、鉢の中や周りには丸くて緑色の糞が増えてきています。
何の幼虫だろうと調べてみると、キアゲハでした。
蝶の種類により、イモムシの幼虫の姿かたちが随分違います。
サナギになり羽化する場面が見られるかもしれないです。
ウスイエンドウ
2018年05月17日
ウスイエンドウをどっさりいただきました。
サヤがパッチーンとはちきれないばかりに実が詰まっています。
絵本「そらまめくんのベッド」のお話が思い起こされます。
そらまめのサヤをむくと、中は白くてふかふかしています。
確かにベッドのようで、寝心地がよさそうです。
えだまめくんや、グリンピースのきょうだいや、さやえんどうさんや、ピーナッツくんが、そらまめくんのベッドに寝てみたいと言うはずだなーと、私も思うのです。
サヤむきは楽しくて、あっという間にむき終わりました。
旬のものをくださって「うれしいなあ。」、おいしくて大好きな物を食することができて「ありがたいなあ。」と、心嬉しいひと時でした。
振り子時計
2018年05月1日
教室の1部屋の電波時計は、買った当初から、何度調節しても時間がずれてしまいます。
電波が届きにくい位置に掛けているせいかもと、場所を変えても、少しずつ遅れはじめ、5分以上の誤差が出てしまいます。
正確に時を刻んでほしくてわざわざ電波時計にしたのですが、本来の役を果たしてくれないので取り外しました。
小さな電波式の置時計だけでは皆が見るには不便なので、新しく電波式ではなく電池で動く掛け時計を購入しました。
はっきりとした算用数字の文字盤に、丸い振り子が揺れるシンプルな掛け時計。
実家にあった時計を彷彿させます。
ねじまき式で、正時になると算用数字の数だけ、「ボーン、ボーン」と時を知らせてくれるので、別の部屋でも時を感じられるのです。
教室の別部屋の電波式掛け時計は洋風のからくり時計です。
正時ごとにセットしたお気に入りのメロディーが流れます。
懐古的な時計と現代的な時計、レトロとモダン。
どちらも見る度に安心します。
好ましいデザインと正確に時を刻んでくれる様に、心が落ち着くのです。
タケノコ
2018年04月8日
叔母がタケノコを届けてくれました。
湯がいて灰汁を抜いて、適度な大きさにカットして、下準備を全部済ませて持って来てくれました。
夕飯は、若竹煮の一品が加わり、幸せな春の食卓でした。
日本最古の歴史書「古事記」に、タケノコが登場しています。
古事記を読みやすくつづった「日本神話『黄泉の国』」に、イザナギノミコトが黄泉の国から逃げかえる時、追いかけてくる醜女に束ねた髪に刺してあった櫛を投げたら、それがタケノコに変わり、醜女たちがむさぼりついている間に現世に逃げ帰れた話があります。
1300年以上前から食されていたものだと思うと、現在食べているタケノコとは種類が違えど、やはり春が来たら食べておきたい食材です。
高知大学・奥村ゼミ エッセイ講座実施報告
2018年03月18日
昨年の12月より、高知大学人文学部の奥村ゼミで開講していた「HOTSエッセイ講座」が、全7回をもって終了しました。
以下、講座に対する学生の感想を「HOTSエッセイ講座 アンケート」より紹介します。
指導対象者:国際コミュニケーション学科 12名(留学生5名)
アンケート
質問1:講座全般/あなたにとって、今回の講座は役に立った、良かったと思いますか?
(大変よかった・良かった・ふつう・良くなかった)
質問2:講座内容/講座でよかったものは?
(ブレインストーミング・アウトライン・意見交換・エッセイ・発表)
質問3:あなたは、このようなエッセイ・小論文の講座を大学で引き続き受けたいと思いますか?
(大変思う・思う・ふつう・思わない)
質問4:あなたはこれまで、作文や小論文を書くのが
(大変好き/得意だった・好きだった・ふつう・嫌い/苦手だった・大嫌いだった)
質問5:この授業のHOTSの書き方を学べば、『小論文が書けるようになる』と思いますか?
(大いに思う・そう思う・変わらない・そう思わない)
真剣に課題に取り組むゼミ生
北川中学校(1・2・3年生)エッセイ体験授業
2018年02月14日
2018年2月13日(火)、北川村立・北川中学校で、「エッセイ体験授業」を実施しました。今回の対象者は、中学1年生から3年生と全学年です。全員初めての取り組みなので、「5段落エッセイ」の基礎から指導を行いました。課題のテーマは、1・2年生は「送辞」、3年生は「答辞」です。生徒にとってはあまり馴染みのないテーマなので、活発な意見交換を促すために、授業の冒頭では「カレーライスの作り方」についてブレイン・ストーミングを行いましたが、みんなが好きなカレーライスのおかげで、教室の雰囲気は一気に盛り上がり、生徒の脳も活性化しました。
3年生の授業では、3年間の「それぞれの思い出・エピソード」をA3の紙に、ブレイン・ストーミングの手法で書き出し、また生徒同士での意見交換を通して、楽しかった思い出や、感謝の気持ちをまとめていきました。以下、授業評価のために行ったアンケートより生徒の声を紹介します。質問:「あなたにとって、今日の授業は役に立った・良かったと思われますか?」生徒の声:「自分の文章を書くことに対する見方が大きく変わった」「正しいことだけを書かなければいけないという意識が強かったけど、自分の思ったことを自由に書いていいということが分かった」「自分の考えをブレインストーミングで書くこと」「一年生のときから今までの記憶を思い出す良いきっかけになった」「皆の意見が聞けたところがよかった」「具体的な例を使って最初から文の書き方などをおしえてくれたところ」「具体的に書くことが大事だと学べたところ」「自分の考えを深めることができたところ」以上、生徒の声を紹介いたしました。
雪とマンリョウ
2018年02月12日
朝起きると、うっすら雪化粧の景色です。
マンリョウの緑と、葉の上にパウダーのように降り積もった雪の白さの取り合わせにしばし目を奪われました。
物に当たる光の反射の波長は色によって違い、白い色は全ての波長を反射した時に見える色だそうです。
雪が白く見えるのは、雪の粒が小さいために、いろいろな波長の光をあちこちに乱反射して、それらの色が全て混ざり合うからなのだそうです。
それぞれの色に対してそれぞれの心象を持っているので、雪が赤や青、黒や黄だったら、今朝のこの、心洗われるようなすがすがしさは到底味わえないだろうと感じるのです。
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