メジロ
2017年03月7日
春一番が吹いてもう何日経ったのでしょう。
今日の風も強く吹きましたが、厳しい冬のものではなく春の匂いがします。
ここ最近、スズメより小さい黄緑色の小鳥たちが庭先によくやってきます。
目の周りが白いです。
新芽がまだない枝だけのエゴノキに止まっています。
最初に1羽、すぐに2羽、3羽、4羽とやってきます。
押し合いへし合いするほどにはならず、「目白押し」は見られません。
ヒヨドリやハトはカイズカイブキに止まっています。
その下にある万両や十両の赤い実が、いつものことながらきれいに食べられています。
鳥たちはそれぞれにさえずっています。
メジロの会話やエゴノキの話が聞ける「聞き耳ずきん」があったらなあと思います。
高知龍馬マラソン
2017年02月24日
先日2月19日に開催された「高知龍馬マラソン」完走者の氏名が新聞紙上に掲載されました。
1万人以上の参加者だけあって、8ページにも渡っています。
100mの距離でも全力疾走できるのか、自信がない私にとっては、42.195kmは途方もない長さです。
どうしたら、フルマラソンに参加しようとの気力が起きるのか不思議です。
昨年は折り返し地点前の20km辺りで、今年はゴールまでもうひと頑張りの39km地点で、応援をしました。
主催者の車の「まもなく先頭選手が走ってきます。後続の方では、沿道の方たちとハイタッチをしながら走っています。」とのアナウンスに、昨年のわが行動を振り返り、思わず微笑んでしまいました。
カッパ、セーラームーン、ピコ太郎、坂本龍馬の着物姿の後続には新選組の着物姿のランナー。
ウエディングドレス、タキシード、ビジネススーツ、カツオ、ドラえもん、みきゃん、ふなっしーなどのアニメやゆるキャラ。
衣装や飾りの多様な趣向に、沿道で応援している人々も大いに笑い、楽しんでいました。
わが友は昨年に続き今年も完走、もう一人の県外から参加の友も完走しました。
ランナーの皆さんの走る姿には元気をもらいます。
ましてや、その人を良く知っているという分、友からもらう元気の量は増幅します。
何時間も立っていましたが、自身も走った気分を味わえた、心地よい疲労を感じる1日でした。
東京学芸大学附属中等教育学校の適性検査
2017年02月14日
高知国際中学校が導入予定のMYPを実施している、東京学芸大学附属中等教育学校の第1学年4月入学選抜検査の問題を解いてみました。
昨年度(平成28年度)の適性検査Ⅰでは、大問2題で、身の周りにある金属の組み合わせを選ぶ、4年〜6年で学んだ算数の知識をもとに解く、トタンと鉄、ブリキの利点と欠点を記述する、信号機の問題で、全方向赤信号時間が非設定だとどのようなことが起こるか、起こる理由を含めて記述、またどのような計算で全方向赤信号時間を求めればよいか、必要な情報を選択して、その情報をもとに記号の式を作る。更に、全方向赤信号時間を何秒にすればよいか、提示された条件を当てはめて求めるなどの問題が出ていました。
適性検査Ⅱでは、「難民問題」をテーマとした大問1題で、小問が7題あり、資料を読み解き、自分の考えを記述する問題になっていました。
今年2月3日に行われた適性検査Ⅰは、誕生日の曜日とうるう年に関する問題、よごれの落ち具合いを実験によって視覚的にわかるようにする方法、資料をもとに、自身の考えを理由と共に記述する問題でした。
適性検査Ⅱでは、2016年8月から新しく祝日になった「山の日」に関連して、私たちの生活に欠かせない「木」に関わる問題でした。木材が多く使われてきた理由、人々が使う木材を生産する林業の役割、日本の林業の移り変わりとその現状について、資料を読み解き、自分の考えを記述します。1つの「問い」では120字〜150字、もう1つは200字〜250字で記述します。
小学6年生が解く適性検査ですが、なかなかの解きごたえでした。
自分の考えを、45分間の適性検査時間で、的確に相手に説得力を持って伝えるためには、技術が必要です。
自分の考えを視覚化する→出された個々の考えを分類して仲間に分ける→必要な情報を取捨選択する→優先順位をつけて、理由とともにアウトラインを作成する→肉付けを行い誤字脱字に注意して文章を仕上げる
これらの一連の作業を繰り返しトレーニングすることで学習技術は身につきます。
適性検査で出された問題は、教科書で学ぶ知識と実際の生活が結び付けられています。
学校で学んだことが、取得した知識が、実社会で利用でき役立つのであれば、「勉強」というのは楽しいものになりますね。
立春
2017年02月5日
今日は久しぶりの雨です。しとしとと降っています。
雨のせいか、いつもより幾分暖かく感じます。
おととい3日は節分、昨日は立春でした。節分で豆をまいて邪気を払い、新しい季節が始まりました。
暦の上では春が来ても、1年中で一番寒い2月です。
12か月ある月の中で、1か月の日数が最も少ない2月です。
1年365日(うるう年は366日)を12で割って、30日の月を7つ、31日の月を5つにしなかったのには、どんな理由があるのでしょう?
あちらこちらのスーパーマーケットでは「福豆」と共に「バレンタインデー用のチョコレート」が並んでいました。
昨日から、近くのスーパーマーケットでは、「福豆」が「ひなあられ」に変わっていました。
日本の年中行事や歳時を、一足先にお目見えする品々のおかげで、忘れることなく順番に執り行うことが出来ます。
年中行事や歳時によっては、簡素化したり、自己流にアレンジしたりして愉しんでいます。
短い2月、目に見える春はもうすぐでしょう。
国際バカロレア(IB)のプログラム
2017年02月1日
IBが提供するプログラムの対象は年齢によって分けられています。
◎PYP:プライマリー・イヤーズ・プログラム・(3歳~12歳)幼稚園、小学校・1997年設置
◎MYP:ミドル・イヤーズ・プログラム・・・・(11歳~16歳)中学校・・・・1994年設置
◎DP:ディプロマ・プログラム・・・・・・・・(16歳~19歳)高校・・・・・1969年設置
◎CP:キャリア関連プログラム・・・・・・・・(16歳~19歳)・・・・・・・2012年設置
文部科学省のホームページによると、
PYP (Primary Years Programme)は、精神と身体の両方を発達させることを重視しているプログラム
MYP(Middle Years Programme)は、青少年に、これまでの学習と社会のつながりを学ばせるプログラム
DP(Diploma Programme)は、所定のカリキュラムを2年間履修し、最終試験を経て所定の成績を収めると、国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)が取得可能なプログラム
CP(Career-related Program)は、キャリア教育・職業教育に関連したプログラムであり、生涯のキャリア形成に必要なスキルの習得を重視する
と説明されています。
国際バカロレアの認定を受けている学校は、平成28年12月1日現在、世界140以上の国・地域において4,677校だそうです。
学校教育法第1条に規定されている学校(1条校)は15校あります。
平成30年に開校予定の「高知国際中学校」が導入を予定しているMYPですが、現在それを実施している国公立の中学校は、「東京学芸大学附属中等教育学校」の1校のみです。
1条校以外のインターナショナルスクールなどでMYPを実施している学校は8校あります。
国際バカロレア(IB)の学習者像
2017年01月31日
国際的な視野を持つ人間の育成を目指している国際バカロレア(IB)は、IBの学習者として努力する10の目標を掲げています。
- 探究する人(Inquirers)
- 知識のある人(Knowledgeable)
- 考える人(Thinkers)
- コミュニケーションができる人(Communicators)
- 信念をもつ人(Principled)
- 心を開く人(Open-minded)
- 思いやりのある人(Caring)
- 挑戦する人(Risk-takers)
- バランスのとれた人(Balanced)
- 振り返りができる人(Reflective)
これらの人物像は、知的成長や学習面での成功にとどまらない、人間としての幅広い能力と責任感を育むことが意図されています。
人間としてあるべき理想の姿のようにも感じます。
国際バカロレア
2017年01月29日
高知国際中学・高等学校が導入予定の『国際バカロレア』は、1968年にスイスのジュネーブで設立された非営利団体の「国際バカロレア機構(IBO) International Baccalaureate Organization」が提供する「世界共通の大学入試資格とそれにつながる小・中・高校生の国際的な教育プログラム」です。
英語のインターナショナル・バカロレア(International Baccalaureate)を略して『IB』とも言います。
ジュネーブは、国際赤十字、国際労働機関、世界保健機関、世界気象機関など多くの国際的な機関がある国際都市です。
ジュネーブは1例ですが、国と国の移動を伴う国外で就労する国際機関職員、外交官や特派員などにとって子女の教育は大きな問題でした。
その国の教育制度で学習した知識が、帰国した場合や移動した国で適用されるとは限らないからです。
国外就労者の子女が増えてきて、希望する大学に進学できる世界共通の資格制度の必要性が高まったことで、IBOは設立されました。
IBOに許可・登録された学校で、その課程を履修して認定証書(ディプロマ)を取得すれば、世界100ヶ国以上、20,000校以上の大学で入学資格や受験資格として認められます。
国際バカロレア(IB)は、国際的な視野を持った人材を育成するための教育プログラムです。
世界各地で学ぶ児童生徒に、人がもつ違いを違いとして理解し、自分と異なる考えの人々にもそれぞれの正しさがあり得ると認めることのできる人として、積極的に、そして共感する心をもって生涯にわたって学び続けるよう働きかけています。
蝋梅(ロウバイ)
2017年01月20日
今日は「大寒」です。第二の寒波到来で、強い風が吹き本当に寒い1日でした。
12月ごろから咲いている蝋梅(ロウバイ)を見ると、寒の時季に似つかわしい花だなあと感じ入ります。
淡い黄色で、蝋細工のような光沢と手触り感です。
一般的には葉が落葉してから花を咲かせるようですが、我が家の蝋梅(ロウバイ)、正確には素心蝋梅(ソシンロウバイ)は、葉も花も共存しています。
葉も蝋のような質感です。今日の強い風で、随分と落葉しました。
寒の内のこの期間、下向きに咲いている花を眺め、近づいてその優しい香りを嗅ぐのを楽しみにしています。
寒波
2017年01月15日
この冬最大の寒波到来で、日本海側だけでなく、北日本から西日本にかけて大雪になっています。
四国の平野部でも積雪になるところがあるとの天気予報で、朝起きたら雪が積もっているかもと思いつつ、昨夜は寝床しました。
朝、凛とした寒さですが、積雪はなく、チラリチラリとこごめ雪がまばらに舞っていました。
昨日・今日とセンター試験を受ける受験生の方たちの中には、交通機関の乱れで、試験開始時間の繰り下げや、実施日の変更がなされたことが報道されていました。
今日、京都で行われた「全国都道府県対抗女子駅伝」では、見ている側もランナーの区別がつきかねるほど雪が降りしきる中を力走している姿をニュースで見ました。
高知で行われた高新駅伝は、雪がない分少しは走りやすかったのでしょうか。
南国高知に住んでいるのだと実感します。
ずっと以前、中学生だったでしょうか、国語の授業で「雪」(三好達治作)の詩を学びました。
太郎をねむらせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
二郎をねむらせ、二郎の屋根に雪ふりつむ。
たった2行の詩ですが、どれくらい雪は積もっているのか、家族構成はどうなのだろうか、場所はどこだろうかなどと、想像を膨らませたものです。
「蟲師」(漆原友紀作)にも雪深い地方でのストーリーがあり、三好達治の「雪」の情景と重なる部分があります。民俗学、生物学、医学など様々な要素が入っているところが興味深い作品です。
七草がゆ
2017年01月7日
今日は「人日の節句」です。
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」の七草セットを買ってきて、七草粥を作りました。「せり」「すずな(かぶ)」「すずしろ(大根)」は野菜として通常食していますが、「なずな」「ごぎょう」「はこべら」「ほとけのざ」は、一年に一度登場する野草です。
白いごはんと青菜の取り合わせは、見た目もおいしそうで、味わうと素朴で、お正月3ヶ日、味がしっかりしているおせち料理を食べた胃には、大変優しいものでした。
今年一年、無病息災でいられますように。
あけましておめでとうございます
2017年01月1日
2017年、酉年がスタートです。
毎年変わらずの、年末年始の忙しさ・慌ただしさですが、遠くで暮らす家族が集まり、にぎやかになる数日は、この上なく楽しい時間です。
子どもたちは、久しぶりに会う友達との時間や家族と過ごす時間などを振り分けて、凝縮した時を帰省中に過ごしています。
最近は元日から開いているスーパーもあるので、以前のように食材を買い置きしなくてよくなり、食事を賄う者にとってはありがたいことです。
昨年25日までには投函できずに27日になった私の年賀状は、元日には届かなかったかもしれないと思いつつ、我が家に届けられた年賀状を拝見しました。日頃ご無沙汰している皆様の近況がわかり、空白の時間が縮むようです。
今年の当塾の授業は1月5日(木)から始まります。
塾生の皆さん、今年もよろしくお願いします。
HOTS教育・国際バカロレア教育関連ブログ
2016年12月26日
☞学習技術
☞面接
☞英語多読
☞クリティカルシンキング(Critical thinking)
☞クリエイティブシンキング(Creative thinking)
☞論文
☞小論文
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☞受験生・大学生・社会人に必要な「書く力」(5段落エッセイ)
☞作文
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高知国際中学
2016年12月22日
高知県議会12月定例会で、現在の「県立高知南中学校・高等学校」と「県立高知西高等学校」が統合してできる新中高一貫校の校名を「高知国際」とする条例改正案が可決されて、正式に決まったようです。
2018年4月から高知国際中学に1期生が入学するのですね。
「国際」といえば、高知県では留学生400名余りが学ぶ明徳義塾(中学では国際クラス、高校では国際コースを持つ)がありますが、「高知国際」と「明徳義塾」の両校が競い合って、教育の国際化が推進されればいいですね。
国際バカロレア(IB)の教育は、読書力・思考力・表現力を兼ね備えた探求心豊かな子どもを育てます。
国際バカロレア(IB)の教育が、1部の限られた生徒にとどまることなく、県内の多くの生徒が恩恵を受けられるよう、広く県内に普及すればよいなと期待します。
ちなみに「高知国際中学」は、当塾から自転車で10分足らずの距離にあります。
※メモ
「5段落エッセイ」・「ディベート」・「クリティカル シンキング」など、国際バカロレア(IB)教育に関連する記事をブログの中で紹介しています。
☞国際バカロレア(IB)教育関連ブログ by HOTS
※イベント情報
☞高知県立高知国際中学校 国際バカロレア(IB)教育 「学習プランニング&体験受業」を開催します。
期間:2017年1月~3月
冬至(とうじ)
2016年12月21日
今日は1年で昼が最も短い日、「冬至」です。
明日から少しずつ昼間の方が長くなっていく一方で、寒さは 厳しさを増していきます。
冬至には、ゆずとかぼちゃが定番です。
ゆず湯に入って温まり、血行もよくなると風邪をひきにくくなる、カボチャはビタミンE、B、Cやベータカロチンが豊富で、疲労回復や免疫力を高める効能があるようです。
「冬」は寒色のイメージですが、ゆずもかぼちゃも、夏の日差しに比べて弱い冬の日差しを援護するような、温かみのある黄色い色というのがいいですね。
この時期、我が家の食卓には「かぶとゆずの酢の物」をよく並べます。
紅葉(もみじ)
2016年12月16日
毎朝庭に出て、落葉した紅葉(もみじ)のじゅうたんを見るのが楽しみです。
葉っぱの大きさや色づきが、一枚一枚違います。
黄葉の葉っぱ、紅葉の葉っぱ、1つの切れ込みだけ黄色で残りは赤色、あるいはその逆など様々です。
子どもの頃、紅葉(もみじ)の葉っぱの切れ込みに手をあてながら、「お・て・ら・の・も・み・じ」と唱え、「も」で終わる5つの葉っぱか、「じ」で終わる7つの葉っぱかを数えて遊んでいました。
紅葉(もみじ)の種類によって、葉っぱの切れ込みが5つ~7つのものと7つから9つのものがあるようです。
庭の落葉を見ると「葉っぱのフレディ」の絵本を思い浮かべます。春、太い枝に生まれた葉っぱのフレディが、冬、役目を終えて散っていく話です。枯れ葉のフレディは、土に溶け込んで木を育てる力になり、春には新しい葉っぱが生まれてくるのです。1枚の5つの裂片の葉っぱのイラストと楓(カエデ)の写真が、対をなしていて効果的です。「葉っぱのフレディ」は人の一生、生と死、命について考えさせてくれます。
唱歌 「もみじ」
秋の夕日に照る山もみじ
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓(かえで)や蔦(つた)は
山のふもとの裾模樣(すそもよう)
溪(たに)の流に散り浮くもみじ
波にゆられて はなれて寄って
赤や黄色の色さまざまに
水の上にも織る錦(にしき)
書く力を鍛える=考える力を育てる
2016年12月1日
『HOTS STUDY HOUSE 高知』には、平成30年に開校される「高知国際中学校」への受験を希望する生徒さんもいます。学校で学ぶ知識の定着や、更には応用力を磨くために他の進学塾へ通いながら、当塾に来てくれている生徒さんもいます。
エッセイ課題に対して、ブレインストーミングをしながら、自分の考えを書き出しています。「書く力」を鍛えています。
色鉛筆には、12色や36色、100色というのもあります。色数が多ければ多いほど、描きたい「色」を見つけることが可能です。
言葉も同じです。より多くの「言葉」を知っていれば、場面に最も適切な「言葉」を選ぶことができます。
たくさん知っていて、その中から選んで使うのと、少ししか知らないで使うのでは、相手に伝える説得力に差がでます。
「色」が100色もあったら、選ぶのに時間がかかり、困惑することが考えられます。そうならないためにも、頻繁に使用して、「色」を自分のものにすることが必要です。
書く力を鍛えるのも同じことです。何度も何度も書いて、「言葉」を自分のものにします。
トレーニングの積み重ねが書く力を鍛えます。それは、考える力を育てていることになります。
※メモ
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「県立高知国際中学校・高等学校」で求められる書く力
2016年11月25日
高知県教育委員会協議会で、 現在の「県立高知南中学校・高等学校」と「県立高知西高等学校」を統合する中高一貫校の名前が、「高知国際」に決まりました。
中学校は2018年(平成30年)高校は2021年(平成33年)4月から、高知県立の併設型中高一貫教育校が高知市に新たにスタートするのですね。
国際バカロレア機構に認定校と認定されたら、国際バカロレア(IB)プログラムが導入されるようです。
高校でのディプロマ・プログラム(DP)では必須のTOK Essay(「知の理論」に関する論文)と Extend Essay(課題論文)があります。
TOK Essayは日本語で3,200字、英語で1,600語程度の、Extend Essayは日本語で8,000字、英語で4,000語程度の Essay(エッセイ)を書きます。
以前もブログで書きましたが、ここでの「エッセイ」は、日本語で思い浮かべる「随筆」ではなく、決まったスタイル(型、形式)にはめ込んで、「自分の意見や考えを、相手に説得力を持って伝える文章」をいいます。
小論文の基本となるのが「5段落エッセイ」です。「5段落エッセイ」は、1段落が序論(Introduction)、2,3,4段落が本論(Main Body)、5段落が結論(Conclusion)の5つの段落で構成されています。
この書き方をマスターしておけば、研究したトピックを、相手に説得力を持って伝えることがより可能になると思います。
高知国際中学校では国際バカロレア(IB)のMYP(Middle Years Programme)が導入される予定ですが、MYPの段階から読んで書くトレーニングが始まるのではないかと思います。今後明らかになる入試制度、カリキュラムが楽しみです。
※メモ
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アイロン
2016年11月18日
スチームアイロンの調子が悪くなりました。
通電しなかったり、スチーム孔からは蒸気ではなく、水が漏れだしたりします。
アイロン本体に記されている製造年を見ると2001年です。15年間使っている計算になります。
アイロンの寿命として、短いのか長いのかわかりませんが、手に馴染んで使いやすかったので残念です。
アイロンが使えないと不便なので、電機店へ走りました。
驚いたのですが、展示してある商品のほとんどが、コードレスアイロンです。
現在のスチームアイロンの前は、コードレスアイロンを使用していました。温度が下がりやすくてたびたび充電しなくてはなりませんでした。コードがなくて使いやすいメリットより、パワー不足になるデメリットのほうが大きく感じられました。コードレスアイロンの種類も少なかったように思います。
あれから相当の年数が経過しています。いつのまにか、主流はコードレスアイロンになっているようです。
当時から比べれば、性能も格段によくなっているのでしょうね。
しばらく、展示されているアイロンたちを眺め、手に持って、重さや使い勝手を試してみました。
結局、長年愛用したのと同じタイプのコード付きアイロンを購入しました。
新しいだけに、アイロンのかかり具合も目に見えて違います。洋服のしわがピーンと伸びます。
古いアイロンから新しいアイロンへの世代交代でした。
柿
2016年11月6日
朝夕と日中の気温差が大きくなりました。日暮れも早くなりました。
秋深しです。
秋の味覚の「柿」をせっせと食べています。
キャベツや白菜などの野菜が高い中、嬉しいことに、柿は求めやすい値段になりました。
もっぱら、柿は皮をむいて柿そのものを味わいますが、おかずの一品として食卓にも出します。
「大根と柿のなます」です。
皿鉢料理で「柿の天ぷら」と「柿のなます」を初めて食した時、「斬新だなあ」と感じ入ったものです。
柿を吊るして干し柿を作っている家が見られるようになりました。つるべ落としの秋の日です。
明日は早くも「立冬」です。場所を取る、こたつを出そうか出すまいか、思案しています。
「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」(正岡子規)
わずか17音で、自分の伝えたいことを表現する俳句を作るのは、結構難しいものです。
有名な句は、一度聞いたら、知らぬ間に覚えてしまえる言葉の選択と、リズムがありますね。
ハロウィーン(Halloween)
2016年10月31日
今日は「ハロウィーン(Halloween)」です。
アングロサクソン系民族の祭日で、キリスト教の万聖節(All Hallows’ Day=諸聖人の祝日)の前日(All Hallows’ Eve)にあたるようです。
起源は、古代ケルト人が行っていた秋の収穫祭や悪魔祓いの儀式であり、その発祥はアイルランドやスコットランドだとされているそうです。
10月31日は、ケルト歴の大晦日にあたり、この夜悪霊や魔術師たちが戸外を駆けめぐって次の年の予報を声高に叫び歩いたといわれています。
9月になると、あちらこちらの店でハロウィーングッズが販売され、デパート、スーパーマーケット、レストラン、喫茶店などなどのお店は、ハロウィーン装飾を施して(中にはハロウィーン衣装を身につけた店員さんが)お客さんを迎えてくれます。
この時期にいただく、東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンなどのテーマパークのおみやげもハロウィーン仕様です。
今年、東京渋谷では、ハロウィーンで盛り上がる人々の混雑緩和のため、一時、車道を歩行者天国にしたとのニュースが流れました。
ハロウィーン本来の意味合いを離れ、仮装して楽しむ1つの行事として日本では浸透してきているのですね。
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- ホッツ スタディハウス 高知
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